Petrus vertical tasting once in a lifetime

 

私がワインの世界に入り、まったく違った人生を歩むことになったきっかけである、ペトリュスです。

 

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 1997~2003

  私は心から敬意を払い、謹んでペトリュスのテースティングを行いました。 I

ペトリュスのラベルに描かれているのは、キリストの12使途の一人「ペトロ」です。(ギリシャ名でPetrus英語名ではPeterですね)

私はペトロに伝導されてキリスト教でなく、ワインの道へ導かれました。

 

1997

ボルドー全体があまり良い年ではありませんでした。さすがのペトリュスも例外ではなく、まずまずの出来っといったところでしょうか。以前に何回も飲んだことはありましたが、やはり今回もペトリュス本来のパワーが感じられずちょっと残念。評論家の評価もイマヒトツなんです。でもこれが他のワインでしたら、大絶賛間違いないのですが、やはりペトリュスということでかなりハードルが高くなっているようですね

1998

こちらは私も大好きなヴィンテージです。クリスティーズ時代にテースティングで数回いただきました。やはりおいし~。とにかくこの凝縮感と層の深さはペトリュスの特徴であります。時間とともに変化し、どれが本来の味かわからないほどの七変化なのです。なんとパーカーポイントは98点です。納得ですね。キャラメルはモカやヴァニラの香り、完熟の果実の香り、スパイシーな香りが、口いっぱいに広がります。

1999

こちらも濃厚な果実実が広がります。甘いチェリーやカシスやブルーベリーですね。以前クリスチャンムエックス氏が「ワインは果実実が重要」とおっしゃっていた言葉が浮かびました。納得の一本です。

 

Ladies and gentlemen、お待たせいたしました。2000年の登場です

 

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200年の味わいはまさにアート、芸術です。究極を極めた味とでもいうのかしら、2000年は飲む時期が早過ぎと言われそうですが、まっ確かに後30年ぐらいしてから飲んだらまた違った味わいでしたが、飲める時に飲むでいいじゃないかな〜と思います。

では2000年の余韻を楽しみ、次回また2001年からの続きをご報告します。


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渡辺順子氏プロフィール

渡辺順子氏プロフィール
ニューヨーク移住。フランスでのワイン留学後、2001 年より世界最大オークションハウス、ニューヨーク・クリスティーズでアジア人初のワインスペシャリストとして活躍。2009 年に退社し、ワイン・コンサルタントとして独立。ワイン投資のアドバイザー及びセラーを管理するセラーマネジメントを行う。欧米のコレクターやワイン商と取引し、アジア諸国に向けて事業展開中。


渡辺順子 著書
『日本のロマネ・コンティはなぜ「まずい」のか』
幻冬舎ルネッサンス新書


雑誌 美ストーリー 5月号掲載
ワインやアムール・・・ 『フランス人は更年期知らず』って本当?


雑誌 Sevenhills セブンヒルズ 5月号掲載
From New York ~世界の街の“今”を現地からお届けします。
コラム「渡辺順子のワインに乾杯!」 Vol.10

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